敏感肌とセラミドの関係性について

2026年2月20日

,

20260220_topics

imyの製品は、肌へのやさしさを考えた成分を厳選して配合しています。そのため、「自分は敏感肌かも?」と感じている方にも多くご愛用いただいています。

今回はそんな「敏感肌」と、保湿成分の「セラミド」との関係性について少し深く掘り下げてみました。毎日のスキンケアを見直すきっかけとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ そもそも敏感肌って?

敏感肌とは、通常であれば問題にならないような刺激に対しても、ヒリヒリ感やかゆみなどの不快な症状が起こりやすい肌状態のことを指します。その原因の一つとして、肌を外部刺激から守る「皮膚バリア機能」の低下が関係していると考えられています。

この皮膚の病気がないにもかかわらず刺激を感じやすい「敏感肌」に着目した研究の結果、敏感肌では特定の種類のセラミドが不足しており、その状態がアトピー性皮膚炎の皮膚と似ていることが明らかになってきました。

また新たな発見として、敏感肌は角層に存在する細胞間脂質の並び方(パッキング構造)が、敏感でない肌と比べて脂質の密度が低くなっていることがわかりました。
角層の脂質の主な成分はセラミドですから、敏感肌では特定のセラミド量の低下や、セラミドNS*1に対するセラミドNP*2の割合の低下が、脂質の配列構造の乱れに影響している可能性があり、その結果として皮膚バリア機能が弱まり、刺激を感じやすい状態になると考えられます。

■ セラミドを減らさないためのスキンケア習慣

● 洗顔やクレンジングで気を付けること

洗顔は泡で包み込むように洗い、強くこすらないようにしましょう。クレンジングは指の腹でくるくるとマッサージをしながらメイクをなじませ、30秒~1分を目安に洗い流すことを心がけましょう。洗浄力が強すぎる製品はお肌のセラミドまで洗い流す可能性があるので注意が必要です。

● お風呂から出た後は10分以内に保湿!

温泉医科学研究所の調査によると、出浴後10分以内に保湿すると入浴前より水分量が高い状態を保てることがわかりました。
出浴後10分を過ぎると水分量は急速に低下し、30分後には入浴前より低い水準まで乾燥が進むという結果が出ています。
お風呂から出た後はなるべく早くスキンケアをするように意識しましょう。

■ 肌が敏感だと感じるときは

以前肌のバリア機能について取り上げたTOPICSにて、セラミドそのものを補うミスモイストをおすすめしましたが、その他にも取り入れていただきたい成分とアイテムをご紹介いたします。

・スフィンゴモナスエキス

スフィンゴモナスエキスは、「疑似セラミド」と呼ばれる成分の一つです。セラミドに似せて作られた合成成分ですが、ヒト型セラミドと疑似セラミド、役割の違う成分を組み合わせて取り入れることで相乗効果が期待できます。

・ナイアシンアミド

近年注目されている成分の一つで、肌のセラミド量を増やす働きが報告されています。角層のバリア機能を高め、水分蒸散を抑えることで、敏感肌や乾燥肌のケアに役立つと考えられています。

【スフィンゴモナスエキス】を配合したアイテム

モイスチャークリーム

マイナスイオン酸素水*3ベースの
ふわっと軽いテクスチャーのクリーム
もっと詳しく見る

【ナイアシンアミド】を配合したアイテム

ディープラス メラノリンクル
シワ改善・シミ予防・肌荒れケアが
できる薬用クリーム
もっと詳しく見る

■ 内側から肌環境を整える

セラミドの産生や、角層の健康を支えるためには、脂質やたんぱく質、ビタミン類も重要です。

良質な脂質

青魚(さば、いわし、さんま)、オリーブオイル、えごま油、アマニ油 など

たんぱく質

肉、魚、卵、大豆製品 など

ビタミンB群・ビタミンE

豚肉、納豆、ナッツ類、かぼちゃ、アボカド など

これらの栄養素は、肌のターンオーバーやバリア機能の維持に関与していると考えられています。
また、近年腸内環境と肌の状態の関係にも注目が集まっています。
ヨーグルト、発酵食品(納豆、味噌、ぬか漬けなど)、食物繊維を多く含む野菜や海藻類を取り入れることで、間接的に肌の状態をサポートします。
これらの食品を日々の食事で取り入れるのが難しい場合は、嬉しくなっちゃうおいしい乳酸菌で手軽に乳酸菌を摂取することができるのでおすすめです。

敏感肌のスキンケアでは、セラミドを「補う」だけでなく、「減らさない」ことも重要です。
また、食事という内側からのケアが、肌のバリア機能を支える土台となりますので、日ごろから意識していただくとお肌の調子も少しずつ上向きになっていきますよ。


※ 紫外線によるシミ・そばかすを防ぐ
*1 角層に存在するセラミドの一つで、角層の脂質がきれいに並ぶための「土台」のような存在です。
*2 肌に存在するセラミドの中で最も主要な成分で、肌の水分保持機能やバリア機能の強化に関係しています。
*3 恒pH性酸素水(ベース成分)

この記事の監修

【株式会社アイ.エム.ワイの総括製造販売責任者】
薬剤師の資格を持ち、アイエムワイ製品の製造販売において総括的な責任者。専門的な知識をもってTOPICSを監修しています。


【参考資料】
① 早坂 信哉ほか、入浴後皮膚乾燥と入浴中塗布化粧品の保湿効果、日本健康開発雑誌39 巻p.1-5 (2018)
② Altered Ceramide Profile of Facial Sensitive Skin: Disordered Intercellular Lipid Structure Is Linked to Skin Hypersensitivity https://doi.org/10.1111/jocd.70154
③ 藤重 昇永ほか、Effects of Detergent Cleaning on Physiological Characteristics of Skin,東京家政大学生活科学研究所研究報告 第27集,p.57~65,2004