幸福感がある人は肌が良好
2025年11月21日
肌の調子が良いと、気分が軽く、晴れやかになり幸福感を感じることはありませんか?
スキンケアの努力が報われたと感じることで、「自分自身を大切にできているという満足感」「自分の外見に自信が持てる」「人と話すときに堂々と相手の目を見て話すことができる」など、日々の生活に対する幸福感が増えていきます。
肌の調子の良さは単なる外見の問題ではなく、心の健康や生活の質(QOL)にも直結するものであり、気分を大きく左右する重要な要素であると言えます。肌の状態は、幸せホルモンの分泌とも関連しているという研究もあり、心身の健康状態が肌に表れると考えられています。
今回は、その「幸せホルモンと肌の関係性」についてお話しします。
■ 幸せを感じるホルモンとは?
「セロトニン」「ドーパミン」「エンドルフィン」「オキシトシン」の4種類があり、これらが微妙なバランスで体の中に放出され、心と体の健康を保っています。「セロトニン」が不足するとうつ状態になったり、自閉症の患者さんに「オキシトシン」を投与したら症状の改善がみられたという研究もあるぐらい、これらのホルモンは幸福感と密接な関係にあります。
一昨年(2023年)の薬学会の研究発表ではより具体的なデーターとして、幸福感があると「オキシトシン」が分泌され、「オキシトシン」が増えると細胞から分泌される真皮ヒアルロン酸が増加するという結果が発表されました。このように真皮ヒアルロン酸は水分を抱える役割があるため、幸福感が肌のハリなどに影響を与えることが分かったのです。
■ 幸せを感じるための具体的な習慣と行動
「今」に意識を向ける
食事をおいしく感じたり、天気の良さを喜んだりするなど、目の前の瞬間に集中する「マインドフルネス」を意識することで幸福度が上がります。
感謝の気持ちを習慣にする
日常の小さな出来事や自分自身の経験に感謝する習慣は、幸福感を高めます。
能動的な行動を選ぶ
幸福感は、昇進や結婚といった「与えられるもの」ではなく、感謝する、学ぶ、人を助けるといった「自分で選択できる行動」によって、より持続的になります。
人とのつながりを大切にする
他者とのコミュニケーションは、幸せを感じるための重要な要素です。
他者に貢献する
人助けや小さな親切は、自身の幸福感にもつながります。
経験や時間にお金を使う
物質的なものよりも、旅行やコンサートなどの「経験」にお金を使う方が後悔しにくく、幸福感が持続しやすいとされています。また、家事代行など時間をお金で買うことで、より有意義な活動に時間を充てられるようになります。
自己肯定感を高める
ポジティブな感情、没頭、人間関係、人生の意味、達成感の5つの要素が、持続的な幸せには必要だと考えられています。
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簡単な方法ですが、笑顔で過ごす、という事も幸福感につながる要素が大きいです。「笑う門には福来る」ということわざのように、日頃から笑顔で過ごすことは、幸福を引き寄せるためのシンプルかつ効果的な習慣です。
■ 幸福感を高めるおすすめのアイテム
お手入れ後の肌に感動
特別なケアで肌にご褒美
体の中から美容と健康
「幸福感のある肌」を実現するには、内側からのケア(生活習慣)と外側からのケア(スキンケア)の両立が重要です。
心身ともに健やかであることが、肌の明るさや活力を引き出します。
何気ない日常の中で小さな「幸福」を見つけ、それを楽しむことでイキイキとした表情や内面からの美肌を手に入れていきましょう。
*2 グルコノバクター/ハチミツ発酵液(保湿成分)
※1 肌の汚れを落とし、キメの整った肌印象のこと
この記事の監修
【株式会社アイ.エム.ワイの総括製造販売責任者】
薬剤師の資格を持ち、アイエムワイ製品の製造販売において総括的な責任者。専門的な知識をもってTOPICSを監修しています。
【参考資料】
・ Feel-good hormones: How they affect your mind, mood, and body April 18, 2024
・日本薬学会第143年会発表、株式会社シーボン
・ジョン・カバットジン (著), Jon Kabat‐Zinn (著, 原名), 春木 豊 (翻訳).(2007).マインドフルネスストレス低減法
・前野隆司. (2013). 幸せのメカニズム: 実践・幸福学入門. 講談社現代新書.
・厚生労働省 e-ヘルスネット「休養・こころの健康」
・ 一般社団法人日本ポジティブ心理学協会
・リュボミアスキー, ソニア. (2006). 「幸せ」を科学する. 日本経済新聞出版.
・ソニア・リュボミアスキー (著), 渡辺誠 (監修), 金井真弓 (翻訳).(2012)幸せがずっと続く12の行動習慣.
・岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著).(2013)嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え.








